朝日稲荷神社

東京都中央区の「朝日稲荷神社」
(映画「天気の子」より)
アニメをちょこっと解説!
天気の子のヒロインである陽菜は、ある大雨の日、母親の病室の窓から土砂降りの町の様子を見ていると、唯一日の光が当たっているビルの屋上を見つける。気になって日の光が当たっているビルの屋上に向かうと、そこには小さな鳥居と本殿があった。戸惑いながらも陽菜はその鳥居を母のことを強く思いながらくぐった。その瞬間、陽菜は空に飛ばされ雲の上の土地を見る。その後、気がつくと陽菜はその鳥居の下で倒れていた。それ以来、雨の日でも空に向かって祈れば、晴れを呼べる存在となる。
屋上にある神社のモデルとなったのは朝日稲荷神社(あさひいなりじんじゃ)といわれている。
実際はビルの一角に鳥居と社殿があり、東銀座駅近くのビルの屋上に本殿がある。社殿と本殿がパイプで繋がっているため、わざわざ屋上まで行かなくても、1回の社殿で気軽に参拝できるような仕組みになっている。本殿まで行くには、ビルのエレベーターで8階まで上がり、そこからは非常階段で登っていくしかない。

そんな朝日稲荷神社の御利益は、商売繁盛・家内安全・開運・火難・厄除で、簡単に言うと、火事・不運なことを寄せつけない、幸運に恵まれる、安全に暮らせる、商売が繁盛する、というものである。
朝日稲荷神社は江戸時代後期に起こった大地震により壊れ、中央区に存在していた三十間堀川に沈んでいた。その後、大正6年に銀座で大海嘯が起こり、たくさんの幽霊が出現したため、現在の場所に移った。
この大海嘯で実際に「東京の佃・月島・築地・品川・深川地区」が浸水している。
これは、映画の終盤シーン「浸水した東京の街」と思い出させる。
そのため、朝日稲荷神社は、天気の子のモチーフとなっているのではないかと言われている。
アクセス
銀座駅→徒歩で5分(東京メトロ銀座線)
東銀座駅→徒歩で2分(東京メトロ日比谷線都営浅草線)
住所
東京都中央区銀座3-8-10 銀座朝日ビル


記事:A
写真:つよぽん様
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